漆喰 – 安全で快適な空気を作る大切な装置

防火性・調湿性・安全性に優れている漆喰は、日本古来からお城や蔵などの壁材として使用されてきましたが、高度成長によりビニールクロスや新建材などの工業製品が生産性が高いため主流となり、漆喰はすっかり衰退してしまいました。現在は、健康や地球環境を見直すようになり、漆喰など自然素材の壁材が見直されています。

漆喰とは、石灰岩が水に反応して固まったものです。この際に割れないためのつなぎとして、のりが使用されます。最近の一般的な漆喰は化学のりが使われますが、Timeless Livingで使用している「無添加住宅」の漆喰は、その名前のとおり添加物(化学のり)は一切使用せず、海藻のりなどの天然のりのみを使用しています。

この漆喰を開発した「無添加住宅」の秋田社長によると、「ビニールクロスは火災等で燃えると、ダイオキシンなどの有害物質を発生します。ダイオキシンは強い急性毒性があり、火災になった場合燃えるよりも先に急性中毒になるのです。漆喰は燃えることがないため、人体にも地球環境にも影響はありません。」

漆喰は調湿効果があり、臭いも分解してくれるため生活臭がなく、適度な湿度を保った快適な空気環境を創ることが可能です。同時に静電気がおきないので壁に付着する汚れやホコリがなく、壁面の掃除の必要もありません。

世界中で壁材として愛されている漆喰。Timeless Livingでは、住宅の中の安全で快適な空気を作る大切な装置として使用しています。