2012/03/13
組立式の家具は手軽で、現代のマンションでの限られたスペースを効率的に使用していくには大変便利な家具です。ただ、一般的な組立式の家具は、後に高さを変えたりする際にパーツを購入しようとしても廃盤になっていたりして、手に入れることが難しいことが多々あります。そして何よりも、組立式の家具の多くは美しくない・・。
1960年スイスの建築家フリッツ・ハラー教授により開発されたビルディングシステムを基礎に、限られた部材でシステム化されたモジュラー・ファニチャー・システム「USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)」は、発売後40年を過ぎる今日においても、その美しさは変わらず、今もなお愛されている組立式の家具です。
“形態は機能に従う”を製品設計の基本理念におき、数少ないパーツで組み立て上げるUSM Hallerは、パーツを追加していくことにより、生活に合わせて大きくしたり、二つに分けて違う部屋に置いたりすることが可能な組立式の家具です。また背面も同じ仕上がりになっているため、リビングをUSM Hallerで間仕切って、書斎コーナーを作ったりすることも可能です。
変わることないデザインと機能でありながら、生活とともに変化、成長させていくことの出来る家具。良いものを長く使うことは組立式の家具においても可能なことなのです。リペア可能な素材で住まいを造るTimeless Livingと同じく、USM Hallerは永く愛すことの出来る美しい組立式の家具です。