Pfister Lounge Chair – タイムレスなプロポーション

ソファの置かれているシーンを思い描く時、どのような場所をイメージしますか?
自宅のリビングで寛ぐためのソファでしょうか? 住宅以外にもラウンジやロビーなどにソファが登場します。住宅に比べ、数多くのソファの並ぶラウンジなどでは、主張したデザインではなく、シンプルさと明解さが求められます。

ラウンジなどで今もなお愛されているソファの一つとして、1971年より販売されている「Pfister Lounge Chair」があります。このソファは、四角いキューブが床に置かれたような、シンプルなプロポーションをしており、そのデザインは流行や時代性とは全く別の次元にあるソファです。

近代デザインを築いたバウハウス。そのバウハウスの思想を受け継ぎ発展させてきたアメリカの家具メーカー「Knollノール)」により販売された「Pfister Lounge Chair」のデザイン思想は「タイムレスなプロポーションと卓越した職人技術」。 このソファは、その思想通り40年以上経った今でも新しさを失わず、風格を保ち続けています。

Timeless Livingでも、そんなデザイン思想に共感し空間作りをしています。単にシンプルなわけではなく、「タイムレスなプロポーション = 時の流れの中でいつまでも変わらぬ美しさ」であり続けたいと考えています。

Designer : Charles Pfister 1971 Knoll America